夏の終わりと、母との別れ その23

10月は仕事に復帰したのと、引っ越しが決まった為にバタバタしていて

全くBlogに手が付けられていませんでした…。


来週が引っ越しなので、その前後はお仕事もお休みさせていただくことになると思います。

ご迷惑おかけしますが、よろしくお願いします…!



さて、母の話の続きを少し。


この1ヶ月の間、ほぼ毎日のように…

母のことを考えたり思い出したりしていた気がします。


たまに外へ出かけても。


母と一緒に行った場所、見た物…

母の好きそうな、教えてあげたくなるような物…


そういうものが視界に入る度に、母の死を実感してしまって。

もう2度と、そういう時間は持てないんだと言うことを突きつけられているようで。


すごくしんどいわけじゃないけど、地味にチクチクと辛い…

そういった気持ちに何度もなりました。



もっと早く気づけていたら…

お医者様は1年前には既に違和感があったでしょう…とおっしゃられていたから。

あの時も、あの時も、いつも通りに見えたけど何か感じていたのかな…。


うちがああだったらこうだったら、母とはこういう関係じゃなくて。

もっと違った良い関係が、築けてたんじゃないかな…とかね。


そういう事も、何度も何度も脳裏に浮かびました。


でも、結局はね。

過去においてしなかったこと、出来なかったことは。

その時点での自分には、そうするだけの器がなかったって事なんです。


いくら"もし"を思い浮かべても、その時の自分には出来ないことだった。

気づけなかった、行動に移せなかった時点で…自分にはその器量が無かった。


だから、しょうがないわ。


何度考えを巡らしても、最終的にはそういう思考に行き着いてしまって…

これがこの約2ヶ月でわたしが出した、結論なんだなって。


今は、そういう気持ちです。




しばらく前に四十九日が終わってから…

その間、意識さえすればとても身近に感じていた母の気配も遠のいて。


気配を感じない分、無く回数も減り…悲しさは和らいできましたが。

母が本当に遠くへ行ってしまったようで、少し寂しくもあります。


冒頭に書いたように。

今日までの期間、本当に母のことをよく考えました。


母について知っているようで、知らないことに気がついたり。


小さな頃の思い出、まだ聞いてない話など…全て母が持ち去ってしまって

もう2度と聞くことが出来ないということに思い至り、愕然としたり。


生きている間に出来なかったこと、したかったことについて想像したり…


こんなに母について考えたことはないなってくらい、沢山想いを巡らせました。

こうやって母に気持ちを向けることが…

少しでも、この想いが母の供養になっていれば…と思います。



長い間、この話に付き合って下さって。

どうもありがとうございました…!

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