夏の終わりと、母との別れ その3

想像していた以上に、ずっとずっと弱っていた母。


とてもじゃないけど、見ていられなかったので。

少しでも自分にできることを…と1時間ほどかけて気功整体をしてあげたら。


痛みのある右側の一部が、何か状態が良くない箇所があるのか。

とても意志では抑えきれないレベルで、突然わたしの身体に反応が出て…

勝手に身体がウッとえづき始め、それが止まらなくなり。


今まで触れた人の中で1番の、感じたことのなかったレベルの

重くて淀んだ何かを感じて…驚きました。



しかし施術が終わってからは。

ふと母の顔を見たら、ずいぶんと顔に生気が戻っていて。

これなら…とちょっとホッとして、広島に帰ることができました。


ただこのままでは、腰が良くなっても寝たきりになるのでは…と心配だったので。


「治療院だけじゃなく病院も行ってみたら?

 セカンドオピニオンとか聞いてみたら?

 ブロック注射で痛みをとってもらえたり、するかもよ」とは伝えたのですが。


25年前に乳がんを患い、それ以降は健康オタクになった母

食事療法や民間療法のようなものを、こよなく愛していて。


病院や薬というものに、不信感を持っていたようなので…

残念ながら、病院に行くつもりは全くなさそうでした。

0コメント

  • 1000 / 1000